インターネットの普及に伴い、10数年前から自社・自店舗のホームページを持つのが当たり前になりました。
ホームページをまとめる『ポータルサイト 』 が登場してから、消費者はまずお店や商品やサービスを比較してから決めるようになりました。
スマートフォンやSNS普及に伴って、クチコミや投稿を重要な判断材料とするようになりました。
コロナ禍においては、消費者のために
- 安全安心を与えるために、どのような取り組みをしているか
- どのような想いで営業しているか
- 既存の商品やサービスを詳しく
- 新しく開発した商品やサービス
お伝えすることが重要でした。
個別にお客様に情報発信をする手段として、ホームページがとても有効であることが分かりました。
しかし技術が大きく進歩し、10数年前の最初のホームページブームとはホームページを獲得する環境が変わりました。
選ばれるために、 デザイン重視で画像、動画の素材に注目しすぎず、目的重視でホームページ制作方法を考える事が重要になりました。
ホームページ制作にはどのような選択肢があるのか、を目的重視で整理してみました。
【目次】
- ホームページの目的と種類
- コーポレートサイト
- 店舗サイト
- ランディングページ
- ショッピングサイト(ECサイト)
- ポータルサイト
- 公式アプリ
- まとめ
1.ホームページの目的と種類
ホームページ と一言で言っても、この10数年の間に目的に応じた様々なタイプが生まれました。
Webサイトとも言われていますが、ここではWebサイト全般をホームページと呼ぶことにします。
目的によって上手くタイプを使い分けて、効果の出るホームページを作りましょう。
ここでは6種類のホームページをご紹介いたします。
- コーポレートサイト
- 店舗サイト
- ランディングページ
- ショッピングサイト(ECサイト)
- ポータルサイト
- 公式アプリ
2.コーポレートサイト
企業の情報を伝えるためのホームページです。
- 会社概要や沿革
- 事業内容
- IR情報
- 取扱サービス
- 採用情報等、会社案内に掲載する情報
を中心とした内容で構成されるのが一般的です。
いち企業で複数の異なる製品やブランドを展開している場合などは、コーポレートサイトとは別に、製品やブランド毎に特徴的なドメイン名を使ってホームページを作っているケースも多いです。
大規模事業者だけでなく、中小規模の事業者も、複数のサイトを運用して効果的に集客と売り上げをあげています。
コーポレートページの訪問者は事業者と事業内容を
- 知る
- 調べる
- 比べる
ために訪れます。
コーポレートページに販売機能をつけても、まだ購入段階に来ていないのでなかなか効果が出ません。
そのため別に商品やサービスに特化したランディングページを作って、効果的に販売や申込受付を行います。
複数店舗を展開する企業であれば、消費者が購入するときに欲しい情報だけを発信する店舗サイトを作ります。
3.店舗サイト
いわゆるお店のホームページです。
お店に集客するために、お店で提供している
- 商品メニュー、サービスメニュー
- 価格
- 商品内容、サービス内容
- スタッフ情報
等で構成されます。
来店を促すために
- お店までのアクセス方法や地図
- 予約システム
- 口コミサイト
などと連携されているものも多いです。
さてここで、お店のホームページを持っている事業者の皆様に質問があります。
あなたのホームページはどのように作りましたか?
登録した時に
”自動的に”作られた
後者の“自動的”に作られたホームページしかお持ちでなかったら、
出来るだけ早くホームページを独自に作る事をお勧めします。
その理由については、下記リンクより詳しく説明していますので、ご興味があれば読んでみてください。
4.ランディングページ
1ページだけのWebサイトで、購入や申込をしてもらう目的のために使います。
- セミナーの申込
- キャンペーンの案内
- 商品販売
などを目的として活用するのが有効的です。
単独では告知力が弱いので、Web広告やSNSやメールのリンクを入り口として使用されるのが一般的です。
中小個人規模の店舗事業者であればこれまでポスティングしていたチラシの代わりに活用しています。
リアル事業からオンライン事業の転換するためにも活用が急激に進んでいます。
TVショッピングのWeb版だと例えられています。
ランディングページの詳しい解説、ランディングページの作り方については、下記リンクより詳しく説明していますので、ご興味があれば読んでみてください。
5.ショッピングサイト
(ECサイト)
商品やサービスを販売するためのサイトです。
- 製品、サービスの説明
- 価格
- 配送方法
- 決済方法
の基本機能が含まれています。
amazonや楽天に代表されるようなポータルサイトと、自身のホームページやランディングページに基本機能をつけるプライベートサイトがあります。
商材を持っている方は、是非ポータルサイトとプライベートサイト両方で販売してください。
6.ポータルサイト
複数のお店や商品やサービスを比較できるサイトです。
訪れた利用者は、既にある程度の明確な意思を持っていて、
- お店や商品やサービスの説明
- ロケーション
- 価格
- クチコミ
- 割引クーポン
を元に比較検討し決定します。
おススメ機能によって、調べたり利用したことのあるお店やサービスから、興味がありそうな他のお店やサービスを提案します。
利用者は選択肢が広がるため嬉しい反面、登録事業者側は浮気される可能性が高まる機能です。
よりよい条件でおススメされるためには、より多くの課金やプランのアップグレードが必要です。
サイトへの訪問者や利用者はあくまでサイトの顧客情報であって、登録事業者への公開は限定的です。
サイト運営者のビジネスモデル上、優先されるのはより多くの方々に利用してもらうことなので、事業者側は注意が必要です。
とりあえず登録し利用するにしても、課金条件や利用終了条件をしっかり確認しましょう。
ポータルサイトを入り口にした、サードパーティアプリを店舗事業者に提供しているサービスもあります。
手頃にお店のアプリが作れる半面、顧客管理ができないので、あくまでポータルサイトへの利用者流入が最優先であることに注意が必要です。
7.公式アプリ
企業や事業者やブランドに特化して、制作するスマートフォン特化のアプリケーションです。
スマートフォンのホーム画面に設置された、オリジナルアイコンを入り口に、独自のデザインと機能を搭載しています。
機能については、業種業態により異なりますが、シンプルなユーザーインターフェースになっているのが共通です。
スマートフォンの普及率がPCを超えたことから、大手企業や大規模チェーン展開している店舗事業者が注目し、自社開発で普及が進んでいます。
クラウドサービス型の新型ビジネスが普及してきたことから、中小規模~単店舗の店舗事業者もオリジナルの公式アプリを手に入れるようになりました。
これまで有効な手段が現れず、店舗事業者の課題となっていた、リピート集客力アップを協力に支援してくれるので、急激に普及が広まっています。
20~10年ほど前の『小規模店舗のホームページ普及初期』を彷彿させます。
導入や制作や選定のノウハウがあまり広まっていませんが、キーワードとしては
- 呼称は、「店舗アプリ」、「SHOPアプリ」、「お店アプリ」…
- 必要コスト項目は、「開発費」、「初期費用」、「月額費用」
- 「オリジナル性」、「運用サポート」
- オールインワン価格、多岐に渡る有料オプション
に気をつけて、投資を決定していきます。
これからますます普及が広まる公式アプリについて、独自のメディアを立ち上げましたので、ご興味があれば覗いてみてください。
筆者が調べて ”これだ!” とお薦めしていて、かつ導入と活用を支援している公式アプリのパッケージがあります。
下記リンクにて紹介していますので、ご興味があれば覗いてみてください。
まとめ
技術の進歩やニーズ・ビジネスモデルの多様化によって、いろいろなホームページが存在します。
ご自身の導入目的をはっきりさせて、適切なホームページ導入に投資しましょう。
筆者も微力ながら、ご支援いたします。
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あなたのホームページの導入には、持続化補助金が活用できるかもしれません。
下記ページにて販路開拓のための補助金活用と個別講座のご案内をしていますので、ご興味があれば覗いてみてください。
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