最近ではWebやSNSでの集客を取り入れる事業者さんが増えています。
スマホからのインターネットアクセス率が既にパソコンを上まわっており、何かを探したり、情報収集したりするのにスマホが欠かせない存在となってきました。
将来的に見てもWebやSNSを使った集客や販売の重要度はさらに増して行くと言えます。
今回はWeb集客やWeb販売を始めるにあたって必要となるWebサイトの一つ『ランディングページ』についてお伝えします。

【目次】

  1. Web集客を始めるために
  2. ランディングページとは
  3. 初心者でも簡単にランディングページを作れるWeb制作サービス
  4. まとめ

1.Web集客を始めるために

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Web集客というと皆さんは何を思い浮かべますか?
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インターネット上に広告を出す
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FacebookやInstagram、YouTubeなどの SNSに広告を出す
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ECサイトに出店する

Web集客とは、広義ではWebを使った集客は全てWeb集客になり、SNS集客も含まれます。
またWeb集客を分類すると、運用の観点からみて、費用をかける/かけないで大別することができます。
かける費用のある/なしの違いはWeb広告(SNS広告も含む)を使うかどうかが主因となります。

費用のかからないWeb集客の例

  • 通常検索で上位を目指しWebサイトへのアクセスを増やす、いわゆるSEO対策を自身で行う。
  • SNSで発信を行い、フォロワーや閲覧数を増やすとともにWebサイトへのアクセスを増やす。
  • メガポータルサイトへお店を登録する。

費用のかかるWeb集客の例

  • リスティング広告に出稿し、GoogleやYahoo!での検索結果の上位に表示されるようにする。
  • ディスプレイ広告に出稿し、ポータルサイトやアプリなどに画像広告として表示される ようにする。
  • SNS広告(FacebookやInstagram、YouTube、Twitterなど に出す広告)を出稿する。
  • クーポンサイト、広告サイト、ポータルサイトへ出店する。

その他にもWeb集客方法は多岐に渡り、メルマガやWebメディアの記事、SNSのインフルエンサーを利用する等があります。

無料/有料に関わらず、どのような方法であっても最終的にはWebサイトへのアクセスにつながるようにするのがWeb集客の一般的な流れです。
この時に使われるWebサイトの一つとして
『ランディングページ』
があります。
ランディングページとは様々な種類があるWebサイトの1つなのです。
様々な種類があるWebサイト、については「目的別ホームページ活用のススメ 」を参照ください。

2.ランディングページとは

ランディングページという言葉は、Web制作やWebマーケティングに携わる方以外にはあまり身近ではないかもしれません。
ランディングページというのは、簡単に説明すると1ページだけのWebサイトで、購入や申込をしてもらう目的のために使います。
セミナーの申込やキャンペーンの案内、商品販売などを目的として活用するのが有効的です。
そして、Web広告やSNSやメールのリンク先として使用されるのが一般的です。
これまで身近だった他のメディアで、下記のように例えられています。

  • テレビショッピング番組やテレビCM
  • カタログ通販
  • 近所のスーパーや商店からポスティングされるチラシ

ランディングページを活用した集客は、現在最も身近な情報デバイスであるスマートフォンを介して、効率的で手軽な選択肢です。
活用を支援するために、多種多様なツール、ネットサービス、支援業者、代行業者といった関連事業者が生まれています。
大手企業のマーケティング担当だけでなく、中小企業や個人事業を営む経営者も活用しています。
特に個人事業主を含む小規模事業者は、低予算から始められるのに加え、「持続化補助金」の活用で負担金が1/3に減らせることから、急速に活用が進んでいます。

ランディングページの例

ランディングページの例を紹介します。

上記の例の中の最下段に表示されているように、ランディングページには制作目的を達成するために何らかのアクションを促す「ボタン」が設置されているのが大きな特徴です。

また、企業のホームページ等とは違って、基本的には他のページや他のWebサイトに移動させず1ページで完結させます。

ランディングページの構成

ランディングページの一般的な構成をご紹介します。

  • 最初にサイトに訪れた人の心をつかむためのアイキャッチ画像とキャッチコピーを掲載
  • ターゲット層の悩みや課題を明確にする
  • 悩みや課題の解決を提案する
  • 顧客の声
  • 商品、サービスの紹介
  • こだわりやストーリー
  • 適宜、画像、映像、イラストの挿入で分かりやすく飽きさせない
  • アクションボタン

といったコンテンツが含まれます。

アクションを促すボタン(購入や申込ボタン)は1つだけではなく、ページ内の数か所にちりばめて設置される事が多いです。

そしてこれらのボタンを選択すると、申込や問合せフォームや決済画面に移動し、訪れたユーザがこれらのアクションを終了させる流れとなっています。

テレビショッピング番組と ランディングページ

ランディングページはテレビのショッピング番組に良く例えられます。
テレビのショッピング番組は延々と一つの商品に対して、
「こんなお悩みありませんか?」
「これで解決します!」
「お申込みは今すぐ」
等が繰り返し放映されますよね。

ショッピング番組を見ているとついつい買ってしまいたくなる、そんな仕組みをWebサイトで実現するために使うのがランディングページとも言えます。

テレビショッピング番組を制作して放映するには莫大なコストがかかりますが、ランディングページを使う事で似たような仕組みをWeb上で実現できるというわけです。

ランディングページの特徴まとめ

ランディングページの特徴を一旦まとめてみます。

  • Web広告やSNS、ブログ投稿、メルマガのリンク先として主に使われる。
  • 訪問者が他へ移動しないように1ページで全てを完結させている。
  • アイキャッチ画像やキャッチコピーと共に、訪問者に何らかのアクションを促すボタン(購入や申込等)が設置されている。
  • テレビショッピングの流れに似た構成が多い。

あなたの代わりに営業してくれる、便利で心強いWebサイト『ランディングページ』ですが、活用するにあたって効果をあげるポイントを2点お伝えします。

ランディングページ活用の重要ポイント

効果測定とPDCA

ランディングページはWeb広告やSNSやメールと一緒に使う事が多いため、セットで効果測定をしながらPDCAを回して運用していきます。
例えば、Web広告からランディングページへの誘導アクセスは満足いく結果であっても、最終的にランディングページで購入や申込がされていなかった場合はどうでしょうか?
いくら広告の評価が高くても、これでは広告費がムダになってしまいますよね。
このような場合には、ランディングページの構成やキャッチコピー、アイキャッチ画像を変更して、購入や申込が増える手段を探っていくことになります。
広告もランディングページも定期的に効果測定をして、使えば使うほど効果が出るように作り変えていくことが運用のコツです。
ランディングページを制作するには、作りっぱなしにならない仕組みやサポートも重要な要素です。

ターゲットを意識する

ターゲット層に確実にアプローチしていくために、同じ商品であってもターゲット層に合わせて別々のランディングページを使うという手段もあります。
例えば“健康に良いお茶“を販売したい場合に、メタボを気にする男性と美容に良いものを探している女性では、好感度が得られる色合いやデザイン、キャッチコピーなども違うので、それぞれに向けてランディングページを制作し運用するというやり方です。

ランディングページ制作の選択肢

ランディングページがどのようなものかわかったところで、次はランディングページを制作するにはどのような方法があるのかについて紹介します。

ランディングページはWebサイトの一つなので、Web制作会社へ依頼すれば専門的な知識をもとに制作してもらえます。

ですが、ある程度パソコンが使える方であればWebに関する専門的な知識がなくても、ご自身で制作する環境があるのでご紹介いたします。

初心者でも簡単にランディングページを作れるWeb制作サービス

Web初心者でも簡単にランディングページを作ることが出来る
『ペライチ』
というWebサイト制作サービスをご紹介いたします。

『ペライチ』は、簡単な操作で短い時間で
“1ページのWebサイト”
を作成できる制作ツールを提供しているWebサービスです。
無料から始められるため、気軽に利用を開始されている事業者が増えています。
まずは試しにランディングページを制作してみようと思う方は、無料で利用してみてください。

利用前:ご不安があれば

Web制作の知識は不要ですが、利用前に不安があるようでしたら、無料オンラインで相談できる
『WebとSNS おきがる相談カフェ』
にてお話を伺います。
特設サイトをご用意しておりますので、下記ボタンよりカフェの詳細をご確認いただき、お役に立てそうでしたらお申込みください。

利用後:思ったように完成できない

ペライチでは、完成を支援する様々なサポートの仕組やサービスを提供しています。
しかしペライチサポートを利用してもなかなか完成できない場合も多いです。
そのような時は、ペライチのページ制作を熟知した技術者(ペライチサポーター)に支援を受けることができます。
有償となりますが、効率的に課題を解決できますので、困ったときは利用しましょう。
制作外注や部分制作代行やコンサルティングやアドバイスなど、形態はいろいろあります。
筆者と弊社もこれまでペライチユーザ様の課題解決の技術支援をしてまいりました。
皆様にお役に立てることができたサポートサービスをまとめましたので、ご興味があればクリックしてみてください。

まとめ

テレビのショッピング番組で販売するかの如く、インターネットでご自身の商品やサービスを手軽に販売できる時代になっています。
費用をあまりかけずにできるので、中小企業や個人事業主でも気軽に取り掛かることができます。
キャンペーンを行って注目してもらいたい、主力商品やサービスを売り込みたい、と思ったらランディングページを活用してみてください。
より効果をあげるためには、セットでWeb広告やSNS投稿やメールマガジンも活用してみてください。

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