SNS集客が集客方法として浸透してきていますが、最近ではまだ伸びしろのあるインスタグラム(Instagram)での集客が人気です。
2019年5月29日にウェブニクス株式会社主催、gTOMO・他、協力で開催された集客セミナーについてレポートします。
本セミナーは1部がInstagramを使った集客について、2部がオリジナルスマホアプリを使ったリピーター集客についての解説と2部構成で開催されました。
どちらもどんな目的で、どうやって使うのがより効果的なのか?がわかりやすく解説されており、SNS初心者の方もスマホに詳しくない方も無理なく最新情報を学べる内容でした。
Instagramとは
セミナーレポートの前に、まずはInstagramについて既に使っている人も、まだの人もざっと見ていきましょう。
どんなもの? | ・主に写真や動画を共有するのに向いている ・ 写真・動画+文章を投稿 ・匿名利用可 ・1アプリで複数アカウント可 |
特徴 | ・ハッシュタグ(#)で写真や動画を検索できる ・20代~30代の女性に利用者が多い ・最近では男性の利用者も増えてきた(全体の43%) ・Facebook傘下なので連携機能あり (Facebookページから同時に広告も出せる) |
国内ユーザ数 | ・2900万人(月間アクティブユーザ)2018年11月 |
イメージ | ・アルバム(写真や動画の投稿に特化。加工もできる) |
第1部:SNS集客 Instagram編
第1部は福岡を中心に活動されており、商工会を中心に1000回以上のセミナー講師実績をお持ちの堀さんよりInstagramを活用した集客のコツについての解説や成功した事例についての解説でした。
講師:堀 紗弥香
株式会社UI Communication 代表取締役
WEB 集客プロデュース/サイト運用サポート業 務を中心に活躍する。飲食店舗・サービス業対象の、『成果を上げる WEB マーケティング』は、たいへん好評である。
「WEB の正しい情報を知ってもらい、その効果を実感してもらいたい」という思いから始め、今は全国で講演活動を行う。
まずは「集客」とはについて解説
いきなりInstagramの話かと思いきや、まずは企業も店舗もサロンもおそらく商売している方が必ず悩む「集客」について、”そもそも集客とは何か?”というお話から始まりました。
集客の真の目的についての解説と集客といってもその目的やゴールは様々である事、それらに適した集客方法があり、きちんと使い分ける事が重要である事。
さらにSNSはどんな目的の集客に適しているかについて、そしてSNS集客では何をすべきか、何がNGか等、集客とSNS活用について詳しい解説がありました。
Instagramに限らず全てのSNSに共通な秘訣を聞けるなんて、ちょっとお得ですね。
今、集客に使うべきはInstagramだ
集客とSNSの関係や利用価値についての説明の後にいよいよ本題、Instagramについての解説です。
堀さん曰く、「今SNSで集客するならInstagram!」との事。もちろんFacebookやミクシィ、その他様々なSNSがありますがInstagramに比べると使いこなしている層が厚く、既に上級者が多く存在するとの事。その点Instagramでは、まだまだ上級者を狙えるのだそうです。
まだアカウントのない方も大丈夫、今からすぐInstagramを始めましょう!
まずはフォロワーを増やすことを目標に!
さて、Instagramが現時点でのSNS集客に最適だという事は理解しました。ではアカウントを作った後に何が重要なのか?どうすれば集客に役立つのか?について、いよいよ本セミナーの重要なポイントの解説です。
Instagramを集客に活用できるようにするためにやるべき事は大きく4つ
- プロフィールの工夫
- フォロワーを増やす
- ハッシュタグの工夫
- 写真
セミナーでは実際にプロフィールには何を入れると良いのか、フォロワーを増やす方法(簡単な方法でした)、ハッシュタグの工夫の仕方など具体的な例を挙げて説明がありました。
そして忘れてならないのがInstagramならではの写真についてのアドバイス。
特に店舗やサロンでは効果的な、写真に関する「お客様への魔法の一言」など、すぐにでも使えるアイデアが印象的でした!
Instagram活用で大人気となったレストラン
フォロワーを増やす具体的な方法については、講師の堀さんが実際にコンサルティングを行った福岡のレストランSの事例と共に解説がありました。
なんとそのレストラン、堀さんお勧めの方法をきちんと実践したらじわじわとフォロワーが増え続け、1年半で3万人を超えるほどになったそうです。
最初は少しずつ増えていくフォロワーも1万人から1万5千人になる際には1か月程度だったとの事。
SNSで拡散して行くスゴさを実感できるお話でした。
こちらのレストランSは今では予約はInstagramからのみで行っており、フォロワーが増えてからはテレビでも紹介されたそうですよ。
上手く活用する事でこれだけの効果が無料で得られるのなら、やってみる価値は大いにアリですね。
SNSを使う上での重要なポイント
こんな便利でお手軽、しかも無料で利用できるInstagramをはじめとするSNSですが、使っていく上での重要なポイントを最後にいただきました。
SNSではモノを売らない!
世界観の共有、共感、親近感を持ってもらう等の投稿を心がけると良いそうです。
第2部:スマホアプリでリピーター集客
第2部では福岡と東京にオフィスを持つスマホアプリの開発会社ウェブニクス株式会社の山本さんより、オリジナルスマホアプリの紹介とスマホアプリのリピート集客における活用効果と事例についてのお話をいただきました。
講師:山本茂樹
ウェブニクス株式会社 代表取締役
2007年にウェブニクス株式会社を設立。最大月間3億PVのメディアを運営するなど、全国的にも知名度が高い会社へ成長!
大手広告代理店とのタイアップ等メディア事業を成功させ、次なるステージであるアプリ事業を展開し、驀進中
リピート集客力を強化して集客力の底上げを!
みなさんは、どれだけリピート集客に力を入れていますか?
新規顧客獲得のために広告やクーポンサイトにお金をかけたり、InstagramをはじめとしたSNSで時間と手間をかけても、リピートしてくれるお客様が増えなければ、ずっとお金も手間も時間もかけ続けてお客様を確保していかなければなりません・・・・
マーケティングや経営学の世界で良く出てくる言葉に1:5の法則、5:25の法則というのがあります。
1:5の法則
新規顧客を獲得するためのコストは既存顧客維持の5倍
5:25の法則
顧客離れを5%改善すれば、利益が最低でも25%改善が可能
もちろん新規顧客の獲得はとても重要ですが、その後にリピーターになってもらえるかどうかが売上アップにはとても重要なのです。
顧客離れを防ぎ、リピーターを獲得するにはオリジナルスマホアプリが効果的なんだそうです!
オリジナルスマホアプリとは
いよいよ、リピーター獲得に効果的なオリジナルスマホアプリの紹介です。
オリジナルスマホアプリって、自社開発したらどのくらいコストがかかるかご存知ですか?
なんと、数百万円かかるのが一般的だそうです。
そんな高額なオリジナルスマホアプリをもっと手軽に使って欲しいという思いから、ウェブニクス株式会社では店舗アプリとして必要な機能を全てあらかじめ開発してしまったそうです!
そして全ての機能を定額で使い放題!!
なんと太っ腹。
さらに、アプリのアイコンやアプリ内のデザインはデザイナーが1つ1つオリジナルで作成してくれるのだそう。
お店のロゴやテーマカラーを盛り込んだオリジナルスマホアプリが手軽作れるのは他社にはないお得なサービスです。
お客様のホーム画面にいつでもお店のロゴがあるというのは最強の宣伝ですね。
メールでの案内はもう古い⁈
お店に来たお客様へQRコードからメルマガ登録・・・・。
まだまだメルマガを取り入れている企業や店舗は多いですよね。
でもそのメルマガの開封率はいかがでしょうか?
メルマガが流行りだしたのは2000年前後からで、郵送のダイレクトメールからメールによる案内が増えて行き、今となっては毎日何かしらの案内メールが届くようになりました。
しかも迷惑メールフォルダーに直行しているものがほとんどだったりしませんか?
オリジナルスマホアプリのプッシュ通知機能ならダイレクトにお客様へ通知して、伝えたいメッセージを見てもらう事が可能との事。
迷惑メールフォルダーに直行する事もありません。
もちろん開封率もその場でわかります。
しかもこのプッシュ通知、何通でも定額!
プッシュ通知が従量課金制のアプリも多い中、これはかなりお得です。
オリジナルスマホアプリにはプッシュ通知の他にも、クーポン、スタンプ、予約など多彩な機能があり、さらに店舗側で操作できる顧客管理機能も標準装備しており、様々な業種の店舗・サロン、クリニックなどで既に実績を得てるそうです。
詳しい機能についてはgTOMOの特設サイトでも紹介していますので是非一度ご覧ください!
好評につき、定期開催を予定!
1部2部とも盛りだくさんの内容で、新たな学びもたくさんありました!
このレポートでInstagramが気になった方はすぐにアカウントを作成したり、ご自身のプロフィールを他人が見ても興味をもってもらえるように工夫してみてはいかがでしょうか。
そして、「具体的な方法を知りたい!」「やり方がわからない」「オリジナルスマホアプリについて知りたい」と思った方は是非セミナーへお越しいただくか、gTOMOまでお問い合わせください。
今後も定期的に本セミナーを開催していく予定です。
※本レポートおよびセミナーに関するお問い合わせはgTOMOまでご連絡ください。